まふゆちゃんの技術ブログ。

情報系の高校生・高専生・大学生を全力で応援するブログです。

【新入生向け】絶対に後悔しないパソコンの選び方。

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こんばんは!
バーチャル高専女子の七瀬真冬です!

4月ですね。4月といえば入学シーズン。
情報系の学科に入って、「これからプログラミングを勉強して立派なエンジニアになるぞ!」と意気込んでいる新入生も多いかと思います。

プログラミングを学ぶなら自分用のPCを1台持っておきたいところ。
入学を機に、新しいPCを購入する人もいるはずです。羨ましい…。

ところが、情報系の道に進んだからといって皆が皆PCに詳しいわけではありません。
根っからのパソコンオタクもいれば、学校の授業でしかパソコン触ったことがないような人まで様々。
「情報科に入ったけど、パソコンなんて家族と共用のやつしか触ったことないし、自分用のパソコンってどうやって選べばいいのか分からない…。」って人も結構たくさんいるのです。

そこの不安そうなあなた!
大丈夫です。安心してください。
今回は、そんな皆さんのために「絶対に後悔しないPCの選び方」を教えます!
誰が読んでも理解できるように、専門用語はなるべく使わずにわかりやすく解説していくよ。

情報系の学生にとって、自分用のPCはこれから学校生活を共に過ごす相棒です。
賢く選んで、快適な開発ライフを送りましょう!!

なお、今回説明するのはノートパソコンの選び方です。

■ 本記事の対象読者

・プログラミング学ぶためにパソコン買いたいけど、選び方が全くわからない!
・プログラミングとか以前に、そもそもパソコン自体あんまり触ったことがない!
・情報系学科に入ったけど、パソコンのこと何も知らなくて不安…。

といった人向けの内容になります。

■ PCの価格帯について。

まずは皆さんがPCを購入する上で一番気になるであろう「価格」の話から。

これは当然なんですが、たくさんお金を掛けた方がいいものが買えます。
お金を掛ければかけるほど快適な開発環境が手に入るわけです。
あなたの学習意欲が高いのであれば、お金は惜しまずに使ってください。
それなりに高価な買い物なので、買った後に後悔するのは勿体ないです。
まとまったお金が手元に無いのであれば、ローンを組んでもよいでしょう。

具体的なお値段ですが、最低でも10万円は見積もったほうがいいです。
2019年4月現在、私が推奨するスペックのPCを新品で買える最低ラインが約10万円。
細かいスペックについては後から説明します。

お金に余裕があるなら15万~20万のモデルを選んでもよいですが、ひとまず10万円が最低ラインとだけ覚えておいてください。

■ OSの選び方。

現在メジャーなOSといえば、WindowsMacOSの2択ですよね。
どちらも使いやすいOSなので好きな方を選んで構わないのですが、それぞれ得意分野が違います。

【Windows】
Windowsは、Macに比べて圧倒的にシェア率が高いです。
Web上の情報量も多く、学校の授業なんかで扱うPCもほぼWindowsなので、特にこだわりが無いのであればWindowsを選ぶとよいでしょう。
また、Windowsはゲーム関連にも強いです。現在流通しているPCゲームは殆どがWindows向けに作られており、Macでは動作しないものも多いです。
ゲーマーならWindowsを選びましょう。

【Mac】
MacはWindowsほどシェア率は高くありませんが、洗練されたUIとオシャレなボディデザインで人気を博しています。
オシャレなのでスタバに持ち込んでドヤァ…ができます。
MacOSを搭載したノートパソコンには、軽量モデルのMacBook、スタンダードな性能のMacBook Air、ハイスペックなMacBook Proの3種類があります。
自分の用途にあったスペックのものを選びましょう。スペックの見方については後から説明します。

ちなみに、iPhoneやiPad向けのアプリ(iOSアプリ)はMacでしか作ることができません。
もしあなたがiPhoneユーザで、なおかつ「iOSアプリを作ってみたいな~」という気持ちが少しでもあるのなら絶対にMacを選んでください。
(かなり無理をすればWindowsでも作れなくはないのですが、自由度が低すぎるし現実的ではありません。)
ちなみに、MacはWindowsと比べてお値段設定はやや高めです…。


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■ お得にパソコンを買うための注意点。

続いて、初心者が開発用PCを購入する上で注意すべき点を教えます。
高性能なPCをなるべく安く買いたいのであれば、ここをしっかり読みましょう。


【その1】家電量販店で売ってる国産メーカーのPCはコスパ最悪!

パソコンが売ってる場所で真っ先に思いつくのが家電量販店ですよね。
家電量販店では、富士通・NEC・東芝などの大手国産電気メーカーの製品を多く取り扱っています。
実はこれらのメーカーのPC、スペックの割には値段が高いので私はあまりオススメしません。

価格が高い理由としては、
・家計簿や年賀状作成など余計なソフトが最初からインストールされており、そのソフト分の料金が上乗せされている。
・店舗の経営費など、マージン料金が価格に含まれる。
・購入後のサポート費用が価格に含まれる。

などが挙げられます。

一番ネックなのが、「余計なソフトが最初から入っている」こと。
これがクソオブクソです。本当に要らん。
価格も無駄に高くなるし、使わないソフトがストレージの容量を圧迫してしまいます。
もし後から必要になった場合は、ソフト単体で買ってインストールすれば済む話。

国産メーカーは購入後のサポートも手厚いため初心者向けとも言えますが、これからPCのプロフェッショナルになるであろうあなた達にとってこういうサポートはハッキリ言って過剰です。
分からないことがあっても、わざわざメーカーに問い合わせるよりもGoogleで検索した方が早いことだってあります。
メーカーの信者でもない限り、家電量販店でこういったPCを買うのはオススメしません。


【その2】メーカー直販サイトを使いましょう。

「家電量販店がダメならどこで買えばいいんだよ!!」と思いますよね。
答えは海外メーカーの直販サイトです。
直販サイトを使えば、高性能なPCを合理的な価格で購入することが可能です!

有名どころのメーカーは

●DELL(デル)
www.dell.com

●HP(ヒューレット・パッカード)
jp.ext.hp.com

●ASUS(エイスース/アスース)
www.asus.com

●Lenovo(レノボ)
www.lenovo.com

あたりでしょうか。


「安いのはいいけど海外製のメーカーってよくわからないし、壊れそうで不安…」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、心配ご無用。
この手のメーカーのPCが安い理由は、「壊れやすいから」ではありません。
「無駄を省いて、合理的な価格で提供しているから安い」のです。
もちろん余計なソフトはインストールされていないし、小売店を経由せずに直接メーカから購入できるため、家電量販店で販売されているPCよりもずっと価格を抑えることができます。

ちなみに流通量もかなり多いです。
最近は企業や公的機関がこういった海外メーカーの安価なPCを大量に一括導入して使う事例がよく見られます。

ちなみに上記メーカで扱っているPCは全てWindowsです。
MacはAppleの公式サイトでしか買うことができません。
www.apple.com


【その3】学生ならOfficeソフトは買わなくていいかも?

Word・Excel・PowerPointなどのOfficeソフト。
レポートやプレゼン資料などの電子ドキュメントは、世界中でOfficeの形式が事実上の標準になっています。
情報系の学生にとってこれらのソフトはほぼ必須。
新しくPCを買うならOffice付きのPCを購入したいところです。

しかし学校によっては、在学中に限り無償でOfficeを使える制度を導入しているところもあるようです。
ちなみに高専では、高専機構とMicrosoft社との包括協定により、学生と教職員はOfficeを無料でインストールすることができます(2019年4月現在)。
そういった制度があるのであれば、自分でわざわざ高価なOfficeソフト付きPCを購入する必要はありません。

ちなみに、Officeソフトって結構高いです…。
ソフト単体でも約2~5万円ほど。
買わなくていいのであれば買いたくないですよね。
まずは自分の通っている学校にOfficeを無償で使える制度があるのかどうかを調べましょう。
制度が無いのであれば、仕方ないので自分で買いましょう。

■ 重要な4つのパーツ。

さて、いよいよ本題であるPCスペックについての話に入ります。
ここで、PCを選ぶ上で重要な4つのパーツの名前が出てきます。
冒頭で「専門用語はなるべく使わないようにするよ~」と書きましたが、この4つだけは覚えてもらわないと話が進められません。

そのパーツとは、
・CPU
・メモリ
・ストレージ
・グラフィックボード

この4つです!!

基本的に新しくPCを購入するときは、これらのパーツ性能を見ながら候補を絞っていくことになります。
順番に説明していくね。

■ CPUはコンピュータの「頭脳」。

まずはCPUについて。
Central Processing Unitの略で、読み方はそのまま「シーピーユー」です。
これは一言でいうと、コンピュータの脳みそに該当する部分。

CPUが賢ければ賢いほどパソコンはサクサク動くし、重たい処理も高速に行うことができます!

例えば、Androidスマートフォンアプリの開発を行うとき。
ソースコード(文字で書かれたプログラム)を実際のアプリに変換する際に「ビルド」という作業を行うのですが、これがかなりCPUのパワーを使います。
弱いCPUだとビルドにすごーく時間が掛かるし、下手したら動作が止まって強制的に再起動しなくちゃいけないことも。
CPUに大きな負担が掛かっているので発熱もするし、無理をさせるとCPU自体の寿命も縮んでしまいます。

こういう環境で開発するのは効率が悪いだけでなく、作業しててストレスが溜まります。
そこそこ賢いCPUを買えば、余裕を持って高速に処理ができるのでこういったストレスを感じることはありません。

代表的なCPUのメーカーは「Intel(インテル)」「AMD(エーエムディー)」の2社ですね。
シェア率が高いのはIntel、PCを自作するような玄人が好むのがAMDって感じでしょうか。
こだわりが無いのであれば、シェア率が高いIntel製CPUを選びましょう。

Intel製CPUにも沢山の種類があります。
代表的なCPUと、それらの性能についてざっくり以下に書いてみました。


・Cerelon(セレロン)
弱いです。
ネットサーフィンとかレポート作成ぐらいには使えますが、とても開発向きとは言えません。

・Pentium(ペンティアム)
レベル的にはCeleronと同じくらい。Celeronよりはちょっと強いかも?
開発用にはオススメしません。

・Core i3(コア アイスリー)
中間的な性能。
ネットサーフィンや事務作業を行うだけなら快適。
開発に使うにはちょっとパワーが足りないかな。

・Core i5(コア アイファイブ) ★まふゆ的オススメ
最もコストパフォーマンスが良いCPUです。
i3に比べて高価ですが、値段の割によい仕事をします。
スマートフォンアプリや2Dゲームの開発であれば、このCPUを選べばストレスを感じることなく作業できるでしょう。
3DCGを動かすには若干パワーが足りないかなぁといった感じ。

・Core i7(コア アイセブン) ★まふゆ的オススメ
ハイエンドモデルのCPUです。
3DCGや動画編集など、CPUのパワーが要求される作業をするならこれを選びましょう。
最新のオンラインゲームを快適に遊びたい場合もオススメ。
私もCore i7の第6世代を愛用しています。(そろそろ載せ替えたい…)

・Core i9(コア アイナイン)
最強ですがバカ高いです。
ぶっちゃけ殆どの人にとってオーバースペックなんじゃないかな…。
持ってると他人に自慢できるかもしれません。
お金が有り余ってるガチゲーマーの人なら候補に入れてもいいでしょう。


有名どころのラインナップはこんな感じでしょうか。

ちなみに、CPUの「世代」も重要です。
2019年4月時点での最新は「第9世代」ですね。1つ前の「第8世代」もまだまだ流通しています。

世代については新しいほど高性能と認識してもらえればOKです。
例えば、第7世代のCore i5と第8世代のCore i5であれば、性能が高いのは言うまでもなく第8世代です。

また、同世代のCore i5とCore i7であれば、性能が高いのは当然i7になります。
しかし、新しい世代のi5と古い世代のi7を比較した場合は、新しいi5の方が高性能ということもあり得ます。

CPUの世代の見分け方ですが、「CPU名の後ろについてる数字の一番上の桁」を見ればよいです。
例えば、

Core i7-6700K
であれば第6世代。

Core i7-8700K
であれば第8世代、といった感じ。

基本的に新品のPCを買えばその時点での最新世代、または1つ前の世代のCPUが載っているので、世代はあまり意識しなくてもいいかもしれません。
ただ、一応CPUの型番を見て第8世代以降であること(名前の後ろの数字が8または9から始まること)は確認しておいたほうがよいです。

CPUの性能指標として、クロック周波数やコア数、スレッド数などもありますが今回は省略します。
長々と書きましたが、とりあえず第8世代以降Core i5Core i7が搭載されている新品PCを買えば間違いはありません。


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■ メモリはコンピュータの「作業場の広さ」。

次はメモリについて。
メモリはわかりやすく言うと「作業場の広さ」みたいなものです。
RAMと呼ばれることもあります。
2019年4月現在では、メモリ容量が4GB~16GBのPCが多く流通しています。

例えばPCでWebサイトを閲覧するとき、Microsoft EdgeとかGoogle Chromeのようなブラウザを立ち上げるよね。
このとき、ブラウザを動かすためにコンピュータさんの作業場である「メモリ」を使うのです。
ブラウザだけでなく、PC上であらゆるソフトウェアを動かすときにメモリが必要になります。

メモリは、容量が大きいほど色々な作業を同時に行うことができるようになります!
例えばメモリが4GBしかない場合、ブラウザで動画を見ながらWordを起動してレポートを書こうとすると、メモリが足りなくて動作がカクカクになってしまうことがあります。
作業場が狭すぎる故に、作業効率が著しく悪化している状態ですね。
仮にCPUが賢くても、メモリが足りない(作業場が狭すぎる)と本来の能力を発揮できないのです。

Visual StudioやUnity、Android StudioのようなIDE(統合開発環境)を使って開発をする人も多いと思いますが、コイツらもかなりメモリを食います。
ハッキリ言って、開発用PCにはメモリ4GBでは全く足りません。
最低でも8GBはないとキツイでしょう。
3Dのオンラインゲームを動かしたり、仮想マシンで別のOSを起動するような場合は8GBでも足りないかもしれません。

結論としては、メモリ8GBなら開発用PCとしては合格。
だけどできれば16GB欲しい。といった感じですね。

ただ、メモリは他のパーツと比べて増設や交換が簡単です。
最初は8GBで様子をみて、不満があったら追加で購入するというのもアリじゃないかな。

■ ストレージは「収納スペースの広さ」。

次はストレージについて。
これは動画や資料やアプリケーションといったデータを格納する「収納スペースの広さ」です。
数字が大きいほど、たくさんのデータを保存できます。
ROMと呼ばれることもあります。

ストレージにはSSDHDDという2種類のタイプがあります。
それぞれの特徴については以下を見てください。

【SSD】
・HDDと比べて容量は小さい。
・高価。
・アクセス速度はかなり速い。快適。
・2019年4月現在、容量は128GB~512GBが主流。

【HDD】
・容量が大きい。
・安価。
・アクセス速度は遅い。SSDに慣れてるとイライラするかも。
・2019年4月現在、容量は500GB~2048GB(2TB)が主流。

一昔前のPC業界ではHDDが主流でしたが、今はSSDの価格が落ち着いてきたこともあり、SSDも一般的に広まってきたようです。
快適性・容量・お値段のバランスを考慮すると、一番オススメなのはSSDの256GBでしょう。

ただ、PCゲームが好きな人には256GBでは足りないかもしれません。
ゲームのデータは結構ストレージの容量を食います。
解決策としては、
・多少価格が高いのは我慢して、大きい容量(512GB以上)のSSDにする。
・SSD+HDDのハイブリッド構成にする。価格も抑えめである程度快適。
・SSD単体の構成で、外付けHDDを購入する。USBポートが常に1つ埋まってしまうのがネック?

といったところでしょうか。


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■ ゲーマー、3Dモデラーならグラボは必須。

最後はグラフィックボード、略してグラボについて書きます。
これは、3DCGを高速に描画するために必要なパーツです。

3Dゲームをがっつり遊びたい人、Blenderなどで3Dモデリングをしたい人、Unityで3Dゲームを開発したい人には必須です。
これがないと3D描画の際ににCPUに大きな負担が掛かってしまうし、どうしても動きがカクついてしまいます。
以下に動画を用意しましたが、グラボありとなしではこれだけ差が出ます。(すみません、ワケありで動画が準備できないので後で載せます。)


ちなみに、グラフィックボードは機械学習(ディープラーニング)の分野でも活躍します。
今回の記事の目的から外れてしまうので詳しくは解説しませんが、グラボは単純な計算を並列で行うのがとても得意なので、機械学習で発生する計算処理と非常に相性が良いのです。
機械学習をバリバリやってみたい人は、グラボ付きのPCを買うことを強く推奨します。

グラフィックボードはグレードによってかなり価格と性能に差があります。
安いものではボード単体で1~2万、高いものでは20万円近いものまで存在します。

とりあえずグラボを付けたいならGeForceのGTX1050あたりが無難かな。
エントリークラスのモデルなので比較的安価で、性能も悪くないです。
もう少しパフォーマンスが欲しいならGTX1050Ti、もしくはGTX1060あたりまでなら学生でも手が届くと思います。

なお、グラボを搭載しているノートパソコンは結構ゴツめのゲーミングPCが多いので、持ち運びしやすさの面ではちょっと…って感じです。
ノートパソコンに携帯のしやすさを求める人は、3Dゲームやモデリングを行うためのグラボ搭載デスクトップPCを別途購入したほうが良いですね。

ざっくりまとめると、3DCGや機械学習に興味があるならグラボは必須、そうでないなら不要って感じでしょうか。

■ まとめ

・予算の最低ラインは10万円!
・特にこだわりが無い or ゲームが好きな人はWindowsを選ぶといいよ!
・オシャレなものが好き or iOSアプリを作りたい人はMacを選ぶといいよ!
・家電量販店よりも、海外メーカーの直販サイトで買ったほうがずっとお得!
・学校にOfficeを無償で使える制度があるか、事前に確認しておこう!
・CPUは第8世代以降のCore i5かCore i7がオススメ!
・メモリは最低でも8GB必要!
・ストレージはSSDの256GBが価格的にオススメだけど、足りなそうなら増やしてもOK!
・3Dゲーム、モデリング、機械学習やるならグラボは必須!そうでないなら不要!

もしこの記事を読んでも分からないことがあったら、記事へのコメントやTwitterでリプライをくれれば対応します!
素敵な一台に出逢えますように…

ではでは~・:*+.\( °ω° )/.:+


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